【バスケ】石川県出身の赤穂ひまわり「できることやるしかない」 被災した故郷に吉報を

バスケットボール女子日本代表合宿に参加中の赤穂ひまわり

パリ五輪世界最終予選(2月8日開幕、ハンガリー)に臨むバスケットボール女子日本代表候補の合宿が26日、都内で公開され、赤穂ひまわり(25)が熱のこもった練習に励んだ。

能登半島地震で被災した石川県七尾市出身。故郷の苦境に胸を痛める中で、まずは目の前のボールを必死に追う。「何かしたいとは思うけれど、何もできない。試合で変なプレーをするのも違うなと思うので。いまは、できることをやるしかない」と語る。

幸いにして家族は無事だった。それでも実家の瓦はずれ、地域一帯は断水が解消していない。自分にできることは何か自問自答しつつ、コート上ではバスケットボールに集中する。

この日も男子大学生が“スパーリングパートナー”となり、強度の高い練習をこなした。「いい練習はできてるかなと思う。もっともっと頑張りたい」。五輪切符獲得をつかみ取り、故郷に吉報を届ける。

 

◆女子バスケ日本代表の今後 21年東京五輪銀メダルの女子日本代表(世界ランキング9位)は、2月の世界最終予選でスペイン(同4位)カナダ(同5位)ハンガリー(同19位)と対戦する。3位以内に入れば16年リオデジャネイロ五輪、21年東京五輪に続く3大会連続の五輪出場が決まる。