【全豪オープン】車いす上地結衣2年連続の準V「素晴らしい試合」も134連勝中のデグロートに連敗

<テニス:全豪オープン(OP)>◇第14日◇27日◇オーストラリア・メルボルン◇車いすの部女子シングルス決勝

世界ランキング2位で第2シードの上地結衣(29=三井住友銀行)は、4年ぶりの優勝を果たすことはできなかった。

同1位で第1シードのディーダ・デグロート(27=オランダ)と決勝で対戦。4大大会12大会連続優勝中の絶対王者に、5-7、4-6のストレート負けを喫し、2年連続7度目の準優勝となった。

マッチ134連勝中の相手とは、昨年の決勝と同じ顔合わせとなった。

第1セット(S)序盤は、女王の攻撃的なプレーに翻弄(ほんろう)され、防戦一方の上地。2-5と追い込まれたが、ここから本領を発揮した。第8ゲーム(G)にブレークバックに成功。第9Gと第10Gにはそれぞれ2度のセットポイントを握られながらも、積極的なプレーでしのぎ、3連取で5-5のタイに戻した。しかし、11Gにブレークを許すと、第12Gはジュースに次ぐジュースの接戦を落とし、紙一重でこのセットを落とした。

第2Sも立ち上がりから一進一退。ブレーク合戦となったが、あと1歩及ばなかった。4-5で迎えた第10G。マッチポイントから相手の鋭いサーブをコート内に返すことはできず、逃げ切りを許した。

59回目の対戦。試合前まで25連敗を喫していたが、「いつもすごく勉強させてもらう。強くなるための宿題をもらっている」と尊敬の念を込める相手だった。それでも、他の選手と対戦する時も「これがディーダだったらどう返すのか」とデグロートとの対戦を想定。「今回は勝ちたい。そこまでいける準備をしてきた」と自信もあったが、壁は高かった。

試合後は「素晴らしい試合だった。努力を重ねてディーダとまた対戦したい」と、流ちょうな英語でスピーチした。

デグロートは4年連続6度目の優勝となった。

◆放送 全米オープンテニスはWOWOWで連日独占生放送、WOWOWオンデマンドでは日本人選手の試合を全試合ライブ配信予定。