【フィギュア】坂本花織が国スポ連覇 加齢による体の変化感じジャンプの跳び方をチェンジし奏功

成年女子フリーで演技を披露する坂本(撮影・藤塚大輔)

<フィギュアスケート:国民スポーツ大会冬季大会(旧冬季国体)>◇最終日◇1月31日◇北海道・nepiaアイスアリーナ◇成年女子フリー

坂本花織(23=兵庫・シスメックス)が個人2連覇を飾った。フリー1位の145・36点で、ショートプログラムとの合計225・02点。全7本のジャンプを降り、3連覇を狙う世界選手権(3月、カナダ)へ弾みをつけ「良い調整になった」とうなずいた。

4月に24歳を迎えるとあり、近頃は加齢による体の変化を実感。昨年末の全日本選手権3連覇後に練習量が落ちた時には「氷上での調子まで落ちてしまう。衰えに驚いた」。ただ、すぐに対策を練るのが世界女王。従来は太ももの特定部位の力でジャンプを跳びがちだったが、年始からは体全体を使うように工夫。お尻や体幹のトレーニングにも注力し「すごく生きた」とこの日の好演につなげた。

後半のフリップ-トーループの連続3回転ジャンプが、単発の3回転のみとなるミスもあった。この1本も「次の課題」と捉える。次戦のチャレンジカップ(2月22~25日、オランダ)へは「途中でセーブせずに全力で滑りきる」と誓った。世界選手権へ、1歩ずつ進む。【藤塚大輔】