【フィギュア】帰ってきた“りくりゅう”がSP2位発進 ジャンプでミスも首位と3・87点差

<フィギュアスケート:4大陸選手権>◇1日◇中国・上海オリエンタルスポーツセンター◇ペアショートプログラム(SP)

世界王者で愛称「りくりゅう」の三浦璃来(22)木原龍一(31)組(木下グループ)が、65・61点で2位発進した。

2人そろってジャンプを跳ぶ「サイド・バイ・サイド」で三浦が2回転トーループとなるミス。今季は木原の腰椎分離症により、23年9月のオータム・クラシック(カナダ)以降は競技会から遠ざかっていたが、スロー3回転ルッツなどで出来栄え点(GOE)の加点を得た。

仕上がりを見て、今回の目標は65点に設定していた。その目標はクリア。9月のオータムクラシックでの得点(59・13点)も上回り、三浦は「前回より点数が伸びたので良かった」。木原は「悔しいところは2人ともあったと思うけど、現実的な目標をしっかりクリアできているので、次の試合につながってくるかな」とした。

69・48点で首位のディアナ・ステラートデュデク、マキシム・デシャン組(カナダ)とは3・87点差。フリーは3日に行われる。