<ラグビー・全国女子選手権:東京山九40-24パールズ>◇3日◇東京・秩父宮ラグビー場◇観衆1万3581人(ザ・クロスボーダーラグビー含む)
東京山九フェニックスが2連覇を飾った。
前半7分に先制トライを献上したが、同18分にWTB野原みなみ(26)が同点トライ。前半で21-12と主導権を握ると、後半4分にフランカー鈴木実沙紀主将(31)がトライを挙げた。最後まで集中力は途切れず、鈴木は「パールズさんのプレッシャーはすごかったけれど、我慢できて、勝ち切れたのはすごく大きかった。本当にたくさんのお客さんの前でプレーができた。私たちもレベルを上げて『女子ラグビー、面白い』と思ってもらえるようにしたいです」とほほえんだ。
MVPには、攻守でけん引したSO大黒田裕芽(29)が輝いた。ケン・ドブソン・ヘッドコーチからは「裕芽によく言うのは『ダイヤモンドなのか、石なのか』。すごいプレーをすると、雑なプレーもする。今日のパフォーマンスは、本当に素晴らしいダイヤモンドばかりだった」と評された。大黒田は照れくさそうに「石ころみたいなプレーもたくさんしてきた。今回の試合は本当にいい準備ができたので、それがいいプレーにつながったと思っています」と喜びをかみしめた。【松本航】