<B2:山形80-78奈良>◇4日◇第20節◇山形県総合運動公園
山形ワイヴァンズが奈良との接戦を80-78で制し、4連敗から一転、連勝を飾った。試合を通して、阿部龍星(28)が攻守でチームに良い流れをもたらす活躍。第3クオーター(Q)に最大9点差をつけられたが、最終Qにジェームズ・ベル(31)の3点シュート(3P)で逆転。詰めかけた2209人のブースターに勝利を届けた。
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阿部のプレーがチームを勢いづけた! 17-22の第2Q39秒、敵陣でボールを奪った阿部が一気にゴール下へと運び、2点シュート(2P)。続く3分57秒にはライン際のボールをコート内に残し、ベルの3Pへとつなげた。さらに、42-46の第3Q4分53秒には1点差に迫る3P。石川裕一ヘッドコーチ(HC=33)は「攻守においてハードワークしてくれて、チームに勢いや良い流れをもたらしてくれた」と阿部をたたえた。
両者のぶつかり合いは最終Qまでもつれこんだ。73-73で迎えた第4Q8分56秒で阿部が相手のルーズボールを奪って流れを引き寄せ、ベルの3Pがさく裂し76-73。この一本が均衡を破った。石川HCは「相手選手へのトラップが成功したことと、ベルのエースらしい活躍が大きかった」と勝利の要因を挙げた。
クラブ初の10連勝から一転、1月21日岩手戦から4連敗。その間は阿部自身も調子が振るわなかったという。この日は守備から流れをつくる意識を体現できた試合だったが、「まだまだやれる」と自己評価は厳しめ。「リバウンドやスチールは良かったが、持ち味の得点力は発揮できなかった。(この2戦を)最低ラインにしてやっていきたい」。1戦目は2得点、2戦目は7得点という結果を踏まえ、得点力アップを目指す。次節は10日、東地区首位を独走するA千葉とアウェーで対戦。首位チームを破り、プレーオフ進出に向け、弾みをつける。【木村有優】