<バレーボールVリーグ1部男子:東京GB2-3JT広島>◇8日◇アリーナ立川立飛◇観衆2083人
7位の東京グレートベアーズが、ホームで4位のJTサンダース広島に手痛い逆転負けを喫した。フルセットに及んだ2時間11分の激戦を落とし、連勝は3でストップ。通算成績を9勝17敗とし、初のファイナルステージ(FS)出場圏内となる6位の東レ(11勝13敗)との差は広がった。
好スタートを切ったものの、終盤に力尽きた。第1セット(S)は前日7日の勝利の勢いそのままに、内定選手の後藤陸翔(近大)の連続得点などで25-20で先取。第2Sを落としたものの、第3Sはセットポイントから日本代表の柳田将洋が強烈なバックアタックを決め、27-25で取り切った。勢いに乗るかと思われたが、あと1歩及ばなかった。
第4Sは、序盤に6連続失点。追い上げたものの、JT広島のアーロン・ラッセッル(米国)、江川(中国)の両外国人スパイカーに要所で決められ、振り切られた。第5Sも先制しながら中盤の連続失点で逆転を許し、最後は柳田のサーブがアウトとなり、万事休すとなった。
それでも、確かな手応えを得た。7日の勝利に続く連日の上位チームとの善戦に、カスパー・ヴオリネン監督は「ハッピーな試合。負けてしまったが、高いレベルの試合ができたことは誇りに思う。向かっている方向性が正しいことがわかり、ビッグなステップになった」と胸を張った。
古賀太一郎主将は「自分たちに力があることが証明された」、柳田も「今日はすごくやりながら勉強になった」と口をそろえた。
次戦は17日、東京・代々木第2体育館で最下位10位のVC長野と対戦する。FS進出へ向け、落とせない戦いが続く。