<バレーボールVリーグ1部女子:NEC3-0埼玉上尾>◇10日◇SAGAアリーナ
2連覇を目指すレギュラーラウンド(RR)2位のNECレッドロケッツが、2位でのファイナルステージ進出を決めた。
同4位の埼玉上尾メディックスと対戦。RR最終戦を3-0(25-22、25-23、25-14)のストレート勝ちで飾った。通算成績を18勝4敗の勝ち点53とし、同3位久光(17勝4敗勝ち点49)の最終戦を待たずして2位突破が確定した。敗れた埼玉上尾は4位が決まった。
第1セット(S)は5-9と先攻を許したものの、タイムアウト後に日本代表のエース古賀紗理那がアタックを決めて流れを変えた。じわじわと点差を縮めると、13-13の場面では日本代表の山田二千華がブロックを決めて勝ち越し。5連続得点で突き放すと、セットポイントでは古賀がエンドラインぎりぎりにアタックを決めてセットカウントを先取した。
第2Sも、古賀のアタックで先制。リズムをつかむと、山田がサービスエースを決めるなど、中盤以降もリードを取った。終盤に迫られた場面では、古賀が1枚ブロックを決めて主導権を渡さない。最後は古賀がフェイントで決め、25-23で取り切った。
第3Sは、立ち上がりに古賀のバックアタック2連発が決まる。その後も山田のクイックや古賀の1枚ブロックなどで点数を重ね、マッチポイントから古賀がクロスに打ち抜き、勝利を引き寄せた。
昨年の全日本インカレで筑波大の「大学3冠」達成に貢献した、内定選手の佐藤淑乃(4年)が、Vリーグデビューを果たした。全セットでリリーフサーバーとして登場。今後を見据えた起用をしつつ、2位までが獲得できるFSのシード権をがっちりと確保した。
球際での粘り強さが光ったNEC。攻守にわたり大活躍の古賀は「最終戦ということで集中して入れたことが勝因」と振り返った。上位6チームが進出するFSは、24日に東京・片柳アリーナで開幕。「ファイナルに向けて、これからもしっかりいい準備をしたい。タフなゲームが続くが、チーム一丸となって戦う。たくさん会場に来て」と呼び掛けていた。