【ジャンプ】51歳葛西紀明、史上初50代でのW杯世界最多570戦目で5季ぶりW杯ポイント獲得

1回目、117メートルを飛ぶ葛西(撮影・黒川智章)

<ノルディックスキー:ワールドカップ(W杯)ジャンプ男子>◇個人第19戦◇17日◇札幌市大倉山ジャンプ競技場(ヒルサイズ=HS137メートル)

レジェンド葛西紀明(51=土屋ホーム)が自身のギネス世界記録を更新する個人通算570戦目の出場を果たした。

1回目117メートルの28位で30位以内での2回目に進出。2回目は104メートルを飛び合計169.2点で30位となり、19年3月22日スロベニア・プラニツァ大会での19位以来5シーズンぶりのW杯ポイント(30位以内)を獲得した。

1回目後葛西は「失敗したー」と悔しそう。直前の試技では126メートルを飛んで好調だっただけに「タイミングが遅れた。力が入っていたと思う」と振り返っていた。

前日16日の予選では緊張によって106メートルと距離を伸ばせず、45位で本戦進出を決めていた。「昨日より全然楽しい。昨日は変なプレッシャーがあったので、今日は昨日よりすごく楽しく飛べた。多分顔つきも違うんじゃないか」と笑顔。20年2月2日札幌大会以来4シーズンぶりにW杯舞台に復帰。史上最年長の51歳256日。世界で初めて50代ジャンパーがW杯で飛躍した。