<競泳:コナミオープン>◇最終日◇18日◇東京アクアティクスセンター◇女子200メートル個人メドレー決勝
21年東京五輪(オリンピック)金メダルの大橋悠依(28=イトマン東進)と、早稲田大3年の松本信歩(21=東京ドーム)が2分10秒07の同タイムで優勝した。
東京・淑徳巣鴨高2年の成田実生(17=金町SC)は2分10秒11の自己ベストながら、0秒04届かず3位。派遣標準記録は2分10秒70に設定されており、3月17日開幕のパリ五輪代表選考会(東京)で突破して2位以内に入れば五輪代表切符を得る。三つどもえのデッドヒートとなりそうだ。
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大橋は前半をトップで折り返し、150メートル地点では松本に0秒04差の1番手。激しい競り合いで同着となったが「タイム的には東京(五輪)が終わってから一番良かった。東京の選考会の時は3~4年の頑張りもあって『普通に泳げばいけるだろうな』という立ち位置。今回は最後までどうなるか分からない戦いになっているので、それを楽しみつつ『絶対にオリンピックに行きたい』と思って、あと1カ月で、少しでも良くできるようにしたいです」と充実した表情で誓った。
大橋の隣のレーンを泳いだ松本は、最後の自由形でわずかな差を追い付いた。伸び盛りの練習での手応えを自己ベストの結果につなげ「(大橋との競り合いは)今までだったら、あそこで並んでいたら絶対に負けていたと思う。1番を取れたのは、やっぱり大きい。他の人たちに(対して)も自分のこのタイムを、ここで出すことができたのは大きいと思います」と自信を得た。
23年の日本選手権で200メートル、400メートル個人メドレー2冠の成田は、前日の400メートルで失格。記録は幻となったが、4分36秒68の自己ベストでタッチしており、この日は記録に残る自己ベストで順調な調整ぶりを示した。成長を実感しながらも「2人の選手に負けてしまって、自己ベストも私の方が後れを取ってしまった。そこは悔しいけれど、この悔しい気持ちを糧に練習中の頑張る力に変えて、この大会で得たものを生かしていきたいです」と選考会を見据えた。【松本航】