【ジャンプ】五輪4冠シモン・アマン、葛西紀明のW杯最多571戦目出場に「ノリの数字は偉大」

盟友葛西とともにW杯札幌大会に出場したアマン(撮影・石井翔太)

<ノルディックスキー:ワールドカップ(W杯)ジャンプ男子>◇個人第20戦◇18日◇札幌市大倉山ジャンプ競技場(ヒルサイズ=HS137メートル)

02年ソルトレークシティー五輪と10年バンクーバー五輪個人4個の金メダルを持つシモン・アマン(42=スイス)が4季ぶりW杯出場を果たした葛西紀明(51=土屋ホーム)との再会を喜んだ。

W杯出場数は葛西の世界最多通算571試合に続き、通算502試合。ともに長くしのぎを削る戦友だ。自身は40位、45位で札幌2連戦は2回目進出を逃したが、17日に葛西が30位に入ると、自分のことのようにうれしそうだった。「彼は素晴らしい。いつも私に進むべき道を教えてくれる。それに彼がいると私が(出場選手の)最年長ではなくなるから、うれしい」と笑った。

W杯で通算500試合達成したのは2人だけ。17日の試合前には、そろって500の数字入りビブスを贈呈された。「私にとって数字は重要ではないが、ノリの数字は偉大。クールだ」とたたえる。現在の69試合差を逆転して世界最多に浮上する可能性もあるが「数字は気にせず、常にベストを尽くすだけ」と意識しない。

42歳のベテラン。初出場の98年長野五輪から22年北京五輪まで7大会連続で出場。初めて金メダルを獲得したのは二十歳だった。目標について聞くと「私のゴールはいいジャンプだ」。さらなる向上を求めて飛び続ける。【保坂果那】