B1仙台89ERSは、東日本大震災から13年となる11日、仙台市若林区にある震災遺構・荒浜小学校を見学。震災発生の午後2時46分には、選手、スタッフら35名が荒浜小学校の屋上で黙とうをささげ、慰霊と追悼、そして復興を祈念した
震災当時、89ERSは新潟での試合に向かう途中、東北自動車道の菅生SAに停車していたところだった。ひとまず新潟に向かったが、試合は中止。チームは数日後に一時解散。16試合を残しながら活動休止となった。チームはその後、たくさんの支援を受けて復活。震災の記憶とともに立ち上がってきたクラブだ。
黙とうの後は、小学校で「HOPE FOR project」に参加。花の種の入った風船を空へと送った。藤田弘輝ヘッドコーチ(HC=37)は「僕たちの役割は、バスケットで皆さんに元気になってもらうこと」と改めてチームのあり方を認識。「仙台という名前を、まちを背負ってバスケットをしている。自分たちがコート上で結果を残したり、良いバスケットをすることによって仙台の活性化につながると信じて、今後も活動していきたい」。仙台89ERSを見てくれる方に、バスケットボールを通して明日への活力を届ける。【濱本神威】