Wリーグ新潟(13位)は今季最終第13週の16、17日、トヨタ紡織(6位)と愛知・ウィングアリーナ刈谷で対戦する。新潟は4勝20敗。1つ勝てばチーム目標の5勝に到達すると同時に、16-17年以来の最下位脱出が確実になる。大一番、SF西垂水美桜主将(25)がチームを統率する。
メニューが途切れるたびに、西垂水は大きな声でメンバーを鼓舞した。トヨタ紡織戦に備えた練習。「5勝目をみんなでしっかりつかみに行く形はできた」と手応えを話す。
前週の日立ハイテク戦は2連敗したものの、2戦目は84-85と1点差に肉薄した。トヨタ紡織は188センチのCディマロ・ジェシカ・ワリエビモ・エレ(18、京都精華学園3年)がアーリーエントリーで加わるなど高さが武器。ただ、気後れはない。「日立ハイテク戦では走って中に入ってファウルをもらった。全員で戦う」と自分たちのバスケを貫くことをテーマにする。
〃新潟らしさ〃を体現してきた。日立ハイテクの2戦目、西垂水は25得点のキャリアハイ。それ以上に「意識していた」というリバウンドでオフェンスリバウンド4を含む「7」と貢献。今季4勝目を挙げた山梨の2戦目も12リバウンド。球際に果敢に飛び込み続けた。「主将の張り切る姿が周囲に伝わっている」。伊藤篤司監督(51)は信頼を寄せる。
最終戦に備え、前髪とネイルを紫色に合わせた。「私のラッキーカラーなので」と笑う。コートで幸運をつかみ、笑顔でシーズンを終える準備はできた。【斎藤慎一郎】