<フィギュアスケート:世界選手権>◇20日(日本時間21日)◇第1日◇カナダ・モントリオール◇女子ショートプログラム(SP)
【モントリオール=阿部健吾】今季の4大陸選手権王者の千葉百音(18=木下アカデミー)がショートプログラム(SP)に臨み、62・64点となった。シーズンベストに8・46点及ばず「慎重になりすぎたかな、というのが一番」と受け止めた。
冒頭のフリップ-トーループの連続3回転ジャンプ、続くダブルアクセル(2回転半)を着氷。ただ、3本目に予定していた3回転ルッツは空中で上半身が開き、1回転となった。
「一瞬の0コンマ何秒のタイミングがズレただけでああなってしまう。本当に繊細な競技だなと感じました」
その後はSP曲「黒い瞳」に合わせて軽快に舞ったが、演技後の表情は浮かなかった。
「初めての世界選手権ですごく緊張した」と振り返り、22日(日本時間23日)のフリーへ「今は悔しい気持ちが大半ですが、やりきれなかった思いをフリーで発散しきれるように頑張るだけ」と視線を向けた。
宮城・東北高3年の千葉は、今月1日に卒業式を終えたばかりの18歳。今季からシニアに転向し、昨年12月の全日本選手権では合計209・27点で2位となった。
日本勢の女子では、56年ぶりの3連覇が懸かる坂本花織(23=シスメックス)、初出場の吉田陽菜(18=木下アカデミー)が出場している。