<卓球ノジマTリーグ:日本生命レッドエルフ3-2日本ペイントマレッツ>◇23日◇東京・代々木第2体育館◇女子準決勝(セミファイナル)
レギュラーシーズン2位の日本生命が同3位の日本ペイントを3-2で下し、今日24日の決勝へ進出した。
パリ五輪代表の早田ひな(23)は“挑戦者”の精神で、全日本選手権2年連続4強の横井咲桜(19)から2連勝。2年ぶり5度目の優勝が懸かる決勝では、同じ五輪代表の平野美宇(23)、張本美和(15)を擁する昨季王者の木下アビエル神奈川(同1位)に挑む。
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日本のエース早田は、素直に力不足を受け止めた。
「自分の方が弱い」
1-1で迎えた横井との第3試合。第1ゲーム(G)を7-11で先取されると、思い切って開き直った。
「挑戦者のつもりで戦おう」
思考を切り替えると、戦術もひらめいた。第2Gからは相手の持ち味のチキータを崩し、3連続ゲーム奪取で逆転勝ちを決めた。
2-2で臨んだ1ゲーム先取の最終第5試合。再び横井との顔合わせとなると、今度はサーブで崩し、チームを勝利に導いた。「ちょっとずつ本来の自分が戻ってきた」とうなずいた。
2月の世界選手権団体戦で5大会連続の銀メダルを獲得も、その後は体調不良に苦しんだ。今月のシンガポール・スマッシュ1回戦では、平野にストレート負けを喫した。
ただ、万全ではない状態を経験したことで、逆境にあらがうのではなく、あえて受け入れる姿勢を学んだ。この日の思考転換はその1つだった。
「コンディションは日によって変わる。誰と対戦しても力を発揮したい」
パリを見据えながら、勝つための引き出しを増やしていく。【藤塚大輔】