<バスケットボールB1リーグ:レバンガ北海道65-86長崎>◇第30節◇7日◇札幌・北海きたえーる
レバンガ北海道が長崎に65-86で敗れ、連勝を逃した。
試合には大敗したが、今季限りでの現役引退を表明した桜井良太(41)が、前身のレラカムイ北海道を含め12年間、北海道でチームメートだった長崎の野口大介(40)との最後のマッチアップを実現させた。桜井は「ラストシーズンに、きたえーるで一緒にプレーできたことはうれしい」と盟友との対戦を振り返った。
長崎が22点リードしていた第4クオーター残り3分に、野口の名前がコールされた。すでにコートに立っていた桜井との対戦を期待してか、観客席からは「アツい!」などと歓声が上がった。2人の直接対決は野口が渋谷に在籍していた21年以来3年ぶり。桜井は野口の「シュート打ってよ」との“あおり”に応じてシュートを放つと、野口が全力で止めにかかる真剣勝負を見せた。桜井は「ブロックに来たので、言ってることと違うだろと思いましたけど」と冗談を飛ばした。
桜井と対戦するために、野口が動いた。野口は本来、レバンガのウィリスジュニアをマークするはずだったが、ミスマッチを覚悟の上で榎田にウィリスジュニアを任せ、桜井とのマッチアップに集中した。「(ファンの)みんなが待ち望んでいることかなと思ったので、あえてそうしました」。粋な計らいだった。
北海道のバスケファンの胸を熱くさせた対戦を終えて桜井は1学年下で同年代の野口に対して、「地道な努力を重ねていい選手になった。その姿をもう数シーズン見せてほしい」と期待した。【石井翔太】
○…レバンガ北海道が長崎に大敗した。接戦をものにした6日長崎戦と比べ、点差が広がり続ける厳しい試合内容に、小野寺監督は「集中力に欠けるプレーがあった」と厳しい言葉で選手に注文をつけた。今季1試合平均10得点以上を記録しているラモスは9得点にとどまった。「チームとしていいパフォーマンスができていなかった。シュートを決め切れなかった」と悔しさをにじませた。