ノルディックスキー・ジャンプの雪印メグミルクは9日、札幌市内で新加入2選手の会見を行った。坂野幸夫監督(48)の長男の坂野旭飛(18)と複合から転向した小林朔太郎(23)が加入した。ともに2月のW杯札幌大会でデビューした有望株。下川商高から社会人としてスタートを切った坂野は「ずっとあこがれのチームだった。これからもっともっと飛躍して、世界の頂点に立てるようなジャンパーになり、日本のジャンプを盛り上げていけたら」と意気込んだ。
親子鷹で五輪への道を突き進む。坂野は高校2年時に全国総体を制し、世界ジュニア混合団体で銀メダルを獲得。父=監督となるが、「親子関係なしに、うまく切り替えて臨機応変に。目標は五輪、W杯で優勝すること」と掲げる。
横浜市生まれで群馬・草津小4年から複合を始めた小林は、23年2月の雪印メグミルク杯で国内のジャンプ選手を退けて優勝。「五輪でメダルを取るために、複合ではクロスカントリー(距離)が弱みだったので、強みに1点集中して伸ばすことで、目標達成できるのでは」と、昨季からジャンプに転向して、力をつけてきている。慶大ではスポーツ工学を学び、ジャンプに対する分析力も高い。
2選手を迎えた坂野監督は「強力な新人が入部。今年から2030年(の五輪で)メダル独占を目標に強化する」と話していた。