【バスケ】今季限り引退のレバンガ桜井良太が宇都宮・田臥勇太とマッチアップ 会場のファン熱狂

レバンガ北海道対宇都宮 第4Q、マッチアップする宇都宮田臥(左)とレバンガ北海道桜井(撮影・佐藤翔太)

<バスケットボール・Bリーグ1部:レバンガ北海道67-84宇都宮>◇14日◇第32節◇札幌・北海きたえーる

今季限りで現役引退を表明しているレバンガ北海道の桜井良太(42)が、宇都宮ブレックス田臥勇太(43)とマッチアップし、同時にコートに立った。ラストプレーで1対1となり、桜井がシュートを外す形で終わったが、5000人を超える会場のファンを熱狂させた。

勝負が決したと思われた第4クオーター残り40秒、桜井と田臥の名前がコールされ、観客席から大歓声が上がった。残り10秒で迎えたレバンガ最後の攻撃でボールは桜井に渡り、守備についたのは田臥だった。田臥の甘めの守備を見計らい、桜井が3点シュートを放ったが惜しくも外れ、そのまま試合終了。同世代の選手として日本のバスケットボール界をけん引してきた2人による最後の対戦にファンが胸を熱くさせた。