【バスケ】富士通は逆転負けでV持ち越し 運命の15日最終戦へ宮沢夕貴「第3戦は慣れている」

富士通対デンソー プレーオフ第2戦で敗れた富士通選手たち(撮影・中島郁夫)

<Wリーグ プレーオフ:デンソー73-62富士通>◇決勝第2戦◇14日◇東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ

16年ぶり2度目の優勝を狙う富士通(レギュラーシーズン1位)はデンソー(同2位)に逆転負けを喫し、1勝1敗のタイに戻された。前半は37-33とリードして折り返したが、第3クオーター(Q)にひっくり返された。この日はリーグ史上最多7168人の観衆が観戦。優勝の行方は15日の最終戦にもつれ込んだ。

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序盤に流れをつかんだ富士通だったが、デンソーの反撃を跳ね返せなかった。16年ぶりのリーグ制覇は第3戦に持ち越し。BTテーブス監督は「第2Qから守備で小さなミスが出るようになった」と指摘し、「明日は一発勝負」と気合を入れ直した。

シャンソン化粧品との準決勝では、第2戦を落としたが最終戦に勝利した。この日、両チーム最多27得点を挙げて好調を維持する宮沢夕貴は「第3戦には慣れている。もう1度、富士通の走るバスケットをやりたい」と力を込めた。