【バスケ】デンソー2冠ならず エース高田真希「このチームで勝ちたかった。悔しい」

デンソー対富士通 富士通に敗れ、優勝を逃し肩を落とす馬瓜(中央)らデンソーの選手たち(撮影・河田真司)

<Wリーグ プレーオフ:富士通89-79デンソー>◇決勝第3戦◇15日◇東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ

富士通レッドウェーブ(レギュラーシーズン1位)が、デンソーアイリス(同2位)を通算2勝1敗で下し、16年ぶり2度目の優勝を飾った。初優勝を狙ったデンソーは、昨年12月の皇后杯全日本選手権との2冠はならなかった。

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デンソーは初Vを逃し、皇后杯との2冠には届かなかった。序盤からリードを許しながら、後半開始直後に3点差に迫るなど粘りをみせたが及ばず。34歳の主軸高田はフリースロー全10本成功を含む20得点をマークしたが勝利につなげられず「このチームで勝ちたかった。悔しい」と唇をかんだ。両チームトップの23得点を挙げて奮闘した馬瓜は「勝たせられなかったのがつらい。めちゃくちゃ悔しい」と悔し涙で絞り出した。