バレーボール男子日本代表主将の石川祐希(28)が、今夏のパリ五輪後に迎える24-25年シーズンは、イタリア1部セリエAの強豪ペルージャでプレーすることが決まった。
14日、移籍先のクラブが発表。昨季2度目のリーグ優勝を果たした“最強クラブ”。4年間プレーしたミラノに別れを告げ、イタリア10季目となる節目の年に、世界最高峰リーグの頂点を目指す。
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石川が、強豪ペルージャへの移籍を決断した。中大在学時よりイタリアに渡ってプレーし、10季目を迎える節目の年。新天地に“最強クラブ”を選んだ。ポーランドやキューバなど各国の顔と呼ばれる精鋭がそろい、今季世界クラブ選手権で2連覇。リーグでも高橋藍擁するモンツァを下して17-18年シーズン以来2度目の優勝を飾った。世界最高峰の舞台で挑戦を続ける日本のエースは、クラブ公式ホームページ上で「私にとって最高なチームだと思った。(本拠地)パラバートンでプレーするのが待ちきれない」とコメント。より頂点が近い場所での成長機会を求めた。
ミラノ4季目の23-24年シーズンは、途中からゲームキャプテンとしてチームをけん引。4月のプレーオフ3位決定戦第4戦では、両軍最多28得点でMVPを獲得し、クラブ初の3位へ導いた。自身としてもイタリア9季で最高成績となったが、「今までで一番いい成績を残せたことはうれしいが、悔しい気持ちが強い」と満足はしていなかった。
日本人選手の価値を高める使命も背負う。以前、日本人の海外での活躍について「『強い』というイメージを伝えられた」と手応えを明かしていた。その中心であり続ける石川。今夏のパリ五輪でのメダルを手土産に、世界トップリーグの頂を狙う。【竹本穂乃加】
◆石川祐希(いしかわ・ゆうき)1995年(平7)12月11日、愛知・岡崎市生まれ。小4で競技を始め、愛知・星城高では2年連続3冠(総体&国体&全日本選手権)達成。14年に中大に進学し、在学中からイタリアでプレー。同年に初めて代表入りし、21年から主将を務める。ポジションはアウトサイドヒッター。192センチ、84キロ。血液型AB。好きな食べ物はパスタ。苦手な物はトマト。妹の真佑もセリエAフィレンツェから強豪ノヴァーラに移籍を発表。