【ジャンプ】佐藤幸椰が雪印メグミルクの主将就任「強い選手が引っ張るチームは強い」

必勝安全祈願を行う佐藤幸(撮影・保坂果那)

ノルディックスキー・ジャンプの雪印メグミルクが16日、北海道神宮で必勝安全祈願を行った。今季から22年北京五輪代表の佐藤幸椰(28)が主将に就任した。14年入社の最年長は「強い選手が引っ張るチームは強い。その立場を担えるように取り組んでいけたら。結果を出したい」と気持ちを引き締めた。

2度のW杯優勝経験者が昨季はもがき、苦しんだ。19~20年から4季連続でW杯開幕メンバー入りしていたが、外れた。国内大会に参戦し、2月の札幌大会で開催国枠での出場も逃し、デビューした14~15年以来毎年出場していたW杯舞台に10季ぶりに立てなかった。ルール変更による道具の変化に対応しようとジャンプのスタイルを変え、試行錯誤を重ねた影響だった。 最終的には本来の飛び方に戻し、シーズン終盤は国内大会ラスト4戦3勝と調子を取り戻して締めた。「昨季挑戦したことは無駄ではなかった」と前向きだ。

今季は26年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪プレシーズンとなる。最大の大会は世界選手権(ノルウェー)で、代表入りのためにもW杯メンバー入りを狙う。「まずは強豪雪印メグミルクスキー部、1人でも多く日本代表に返り咲けるように、その先頭を走りたい」と誓った。20日からはチームで初めての秋田合宿を行う。チームメートはジャンプ練習を開始しているが、佐藤幸は5月いっぱいは長いシーズンを完走するための体づくりにじっくり取り組み、6月に初飛び予定だ。【保坂果那】