【バレー】ペルージャ移籍の石川祐希「世界一のプレーヤーになるチャンス」イタリア10季目

ガッツポーズで写真に納まる石川(撮影・勝部晃多)

バレーボール男子日本代表主将で、今月14日にイタリア1部セリエAペルージャへの移籍を発表した石川祐希(28)が17日、都内で会見し、今夏のパリ五輪後に迎える24-25年シーズンに向けた意気込みを語った。

石川は、スタイリッシュなイタリアブランドの茶色のスーツに身にまとって登場。会見の冒頭で「来季の2024-25年シーズンはセリエAのペルージャと契約しました」と、自らの口で移籍を報告した。ペルージャは23-24年シーズンにリーグ戦や世界クラブ選手権などで4冠を達成した世界的な強豪クラブ。「1月末くらいからエージェントと話し始めて、僕の1つの目標であるトップチームでプレーしたいという思いがずっとあった」などと、契約までの経緯を説明した。

中大在学時よりイタリアに渡ってプレーし、10季目を迎える節目の年。他クラブや今秋にSVリーグとして生まれ変わる日本からもオファーが多数届いたというが、世界最高峰リーグでトップを目指したいという信頼は揺らがなかった。「海外のトップ選手たちとやることが楽しい。一番バレーボールを楽しむことが体現できる」と力説。自身初の優勝へ「世界一のプレーヤーになるチャンスがきた。優勝のみを目指している」と、思いを打ち明けた。

同クラブを率いるアンジェロ・ロレンツェッティ監督は、イタリア挑戦1季目の中大1年時にモデナ監督として指導を受けた。当時は言葉もうまく話せなかったというが、エージェントを通して「祐希と一緒にプレーしたい」というラブコールを受けたという。決め手の1つとなったことを明かし「同じチームでプレーすることが楽しみ。9シーズン戦って成長した姿を見せていきたい」と、指揮官へ約束した。

同じアウトサイドヒッターにはウクライナのオレイ・プロトニツキやポーランドのカミル・セメニウクらタレントがひしめく。石川といえスタメンが確約されている立場ではないが、「リーダーシップをとってチームの中心としてチームに指示したり鼓舞したりというところは誰にでもできることではない」と自信をみなぎらせた。日本のエースの挑戦は続く。