パリオリンピック(五輪)レスリング女子68キロ級代表の尾崎野乃香(21=慶大)がトップバッターの誓いを立てた。23日、全日本選抜選手権の会場となる東京体育館で取材に応じ、「しっかりと初日から金メダル取って、レスリングを盛り上げていきたいと思ってます」と夏の大舞台を見通した。
競技日程で女子68キロ級初日(8月5日)に組まれ、翌6日に決勝戦が待つ。「初日というところでもメンタル的にうまく持っていけるように、イメージトレーニングをしている」という。本番まで2カ月強となり、現在は課題を1つ1つ克服している段階。「相手とどっこいどっこいの勝負になるのが一番怖い。相手よりもさらに上手な状態でオリンピックに臨みたいって思いで練習しています。試合はメンタルであったり、何が起こるかわからない状態なので、実力で相手よりも上回っていたい」と研さんを積む。
主戦だった62キロ級から階級を上げてつかんだ五輪切符。「いまは階級を上げたという意識もなくなっていて。そのまま『68キロ級の選手です』という感じ」とほほえむ。持ち味のスピードは増量でもむしろ「加速度は増している。お尻をうまく使えている」と実感がある。初日から高速タックルを決め、日本を勢いづける。