<インディ500>◇決勝◇米インディアナ州、インディアナポリス・モータースピードウエー
4年ぶり3度目の優勝を目指した佐藤琢磨(47=ホンダ)は14位だった。ジョセフ・ニューガーデン(33=米国、シボレー)が2連覇した。
108回目の開催となった伝統ある世界3大レースの1つ「インディ500」。1周約4キロのオーバル(だ円形)コースを200周し、約800キロ=500マイルを走破することからそう称される。
平均速度350キロ、最高速度380キロにも達するため、安全上の理由で路面がぬれた状態ではレースが行われない。
今大会は練習走行段階から悪天候に翻弄(ほんろう)され、決勝もスタート前に雷雲の接近が予想された。激しい雷雨が通り過ぎた後に路面を乾かす作業が行われ、当初の予定から約4時間遅れの16時44分(日本時間27日5時44分)に火ぶたが切られた。
レースはクラッシュにより8回のイエロー・コーション(全車速度を落とし、ペースカー先導で1列縦隊走行)となった。
最終盤では、ニューガーデン、アレクサンダー・ロッシ(32=米国、シボレー)、パトリシオ・オワード(25=メキシコ、シボレー)が三つどもえの争いを展開。ファイナルラップでは、2位のオワードがトップのニューガーデンを第1コーナーで抜くが、第2コーナー後の直線でニューガーデンが横に並んだ。ニューガーデンは第3コーナーで外側からオワードの前に出ると、そのままトップでフィニッシュ。2連覇を果たした。インディ500の連覇は、01、02年のエリオ・カストロネベス(49、ブラジル)以来となる。
17、20年と2度の優勝経験を持つ佐藤は、今回が通算15度目の出場で、4年ぶり3度目の優勝を目指してスポット参戦。10番手からスタートしたがマシンに速さがなく、14位に終わった。