<バスケットボール男子:ニック・ファジーカス引退試合「NICK THE LAST GAME」チーム・ホワイト105-104チーム・レッド>◇30日◇川崎市とどろきアリーナ
日本代表として活躍したニック・ファジーカス(38=B1川崎ブレイブサンダース)が、満員のファンの前で最後の勇姿を披露した。サプライズ出場した渡辺雄太をはじめ、Bリーグや日本代表などでともに戦った選手らと共演。
40分フル出場し、73得点、16リバウンド、5アシスト、2スチールを記録した。前半はチーム・レッドの一員として、後半はもう一方のチーム・ホワイトに移ってプレーした。
試合後の記者会見での一問一答は以下の通り。
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-試合を終えて
始まる前は、どんな試合になるのか、どんな強度でやればいいのか予想できていなかったけれど、フタを開けてみればみんなが楽しめたと思う。理想的な引退試合。素晴らしい企画だったし、素晴らしい運営だった。
-試合に向けて、どれぐらい体作りをしてきたか
5日ほど前からウエートトレーニングを始め、トレッドミルで数回走った程度の準備。最初は筋肉痛で腕が上がらないぐらいだった(笑い)。そこまでボールを触ったということもなければ、試合のために何かをしたわけでもなかったけれど、終わってみれば、そこまでボールタッチは失わないものなんだと感じた。
-自身が日本のバスケに与えた影響について
いろいろな人が、あのオーストラリア戦が日本バスケの歴史を変えたと言ってくれている。僕自身がその影響を測るものではないけれど、あの試合では大きな役割を果たせたと思うし、貢献できたと思う。僕が来た12年前のバスケ界は盛り上がっていなかったけれど、いまではこうしてBリーグが成功し、日本バスケが認められてきた。自分も少しばかりは貢献できたかなと思う。
-渡辺雄太のサプライズ出場について
サプライズゲストで来てくれるとは、僕自身も知らなかった。NBAから帰ってきた彼がBリーグでプレーする姿を見られないことは寂しいが、彼がBリーグでどれぐらいの影響を与えていくか楽しみにしている。
-背番号が永久欠番に
とても特別なこと。(母校の)ネバダ大に続いて2回目だけれど、やっぱり新鮮だし特別。(クラブで同様に永久欠番の)北GMもそうであるように、チームに文化を根付かせたり、町や組織に変革をもたらしたり、あるいは人格なども含めてすべてを総合して判断してもらうもの。体育館に来たとき、優勝バナーの隣に永久欠番が掲げてある。永遠に忘れられない、特別なこと。
-引退後にやりたいことは
バスケ以外のことでは、ゴルフを極めたい。妻に怒られない程度に、ゴルフに時間を費やしたい。そしてバスケ関連でいえば、育成世代にかかわっていきたい。若い選手や学びたい選手に、僕が培った経験や知識を伝えたい。次世代の底上げが日本バスケの底上げとなり、五輪での勝利、メダルへとつながっていく。日本バスケを次のステージに引き上げられれば。