<自動車・世界耐久選手権(WEC)第5戦>◇決勝◇14日◇ブラジル・サンパウロ:インテルラゴス・サーキット
10年ぶりの開催となったブラジルでのWEC。8号車トヨタ(セバスチャン・ブエミ、ブレンドン・ハートレー、平川亮組)が今季初勝利、トヨタ勢として第2戦イモラに続く今季2勝目を挙げた。6号車ポルシェが2位、5号車ポルシェが3位。ポールポジションスタートの7号車トヨタ(マイク・コンウェイ、小林可夢偉、ニック・デ・フリース組)は4位だった。GT3マシンで争われるLMGT3では、92号車ポルシェがクラス優勝した。
2012年のWEC初年度に、ここインテルラゴスで初めて6時間レースが開催され、トヨタが初優勝した。1周が4.309キロと短く、高低差がありコース幅も狭いサーキット。多くのドライバーが不慣れなコース。タイヤが温まり切らない序盤は、コースアウトや接触が散見された。
スタート直後の1コーナーでは、好スタートを切った2番手の8号車トヨタが7号車をかわしきれずコースアウト。35号車アルピーヌも、同チームの36号車に並びかけたところでコースアウトした。
残り5時間25分頃にはGT3の91号車ポルシェが54号車フェラーリと接触。その数分後にはワークスポルシェ6号車とサテライトの12号車が同士打ちしてしまう。
ワンツー態勢を維持してきたトヨタ勢だが、残り4時間13分頃、2位の8号車が5号車ポルシェにかわされる。
残り3時間50分頃、7号車トヨタがルーティンのタイミングでピットインするが、マシントラブルでパーツ交換を行い大きく後退。各車ルーティンのピットインを終え、8号車トヨタがトップに立つ。
ピットインによる順位変動はあったが、8号車トヨタはトップを守り切って優勝した。7号車トヨタは残り約5分で6位を走行していたが、38号車ポルシェがペナルティーでピットインし5位に。さらに小林可夢偉が51号車フェラーリを鮮やかにかわして4位まで順位を上げた。