<スーパーフォーミュラ 第4戦>◇決勝◇21日◇富士スピードウェイ
坪井翔(29)が2020年第7戦富士以来となる自身通算3勝目を挙げた。坪井の妻の斎藤愛未(24)が併催のKYOJO CUPで優勝し、夫婦そろっての優勝となった。
女性ドライバーのみで争われるKYOJO CUPは、スーパーフォーミュラ(以下SF)との併催で今回2レースが行われた。参戦5シーズン目の斎藤は20日のシリーズ第2戦で初優勝。レース後は勝利者の妻本人より先に坪井が感極まって涙を見せていた。斎藤はSF決勝前に行われたKYOJO CUP第3戦でも勝利した。
SF決勝は、ポールスタートの福住仁嶺(27)が好スタートを決めた。2番手岩佐歩夢(22)は出遅れて後退。
福住は15周目にタイヤ交換でピットインするが、左フロントの交換にてこずり、大きく後退してしまう。これで坪井がトップに立つ。
坪井は29周目にタイヤ交換、5番手でコース復帰する。坪井は牧野任祐(27)、野尻智紀(34)を続けてかわし、3番手に。34周目には大湯都史樹(25)を抜いて、タイヤ交換義務を果たしていない岩佐の後につけ、実質トップに立った。
岩佐はファイナルラップ前の40周目にようやくピットインしたが、そこから追い上げる余地はなかった。
トップでチェッカーを受けた坪井は、ウイニングラップで「ありがとう! みんな完璧だったよ! (優勝は)何年ぶりだろう…」と感極まっていた。
レース後のインタビューで坪井は「(夫婦優勝は)ひそかに狙ってはいた。妻が僕のレースの前に2レース優勝してくれたので、これはまずいぞ…とプレッシャーになりました。妻が2レース目のバトルで勝ち抜いたところ、あれはもうめちゃくちゃかっこよくて。勝負強を目の当たりにしたので、自分も勝たなきゃと気合入れました。トムスのみんながめちゃくちゃいい車を用意してくれて、最高な作戦も取ってくれたので、もうこれ以上言うことないレース展開で優勝することができた。最高にうれしい」と、妻の活躍が勝利の原動力になったと述べた。
インタビューには妻の斎藤も同席。「本当に夢のような日になりました。たくさん夫に支えられてここまできました。そんな中で夫が4年ぶりに優勝、私も初優勝できて、2人にとってもう一生ないくらいの素晴らしい日になりました。本当に皆さん、ありがとうございました」と2倍の喜びを分かち合っていた。
ピットインで順位を落とした福住は4位までポジションアップした。Jujuこと野田樹潤(18)は19位で完走した。