26年ミラノ・コルティナダンペッツォオリンピック(五輪)最終予選(29日開幕、デンマーク・オールボー)に出場するアイスホッケー男子・日本代表のGK成沢優太(37)、FW入倉大雅(27、ともにレッドイーグルス北海道)らが14日、新千歳空港から東京へ出発した。15日にデンマークへ向け出国する。
98年長野五輪以来28年ぶりの五輪出場が目標だが、最終予選で対戦する3カ国は、世界ランキング24位の日本よりすべて格上(デンマーク11位、ノルウェー12位、イギリス17位)。五輪出場権は上位1チームのみ。各国とも、米国のNHLで活躍する選手の出場も予想される。
スカルディ・ジャロッド監督(53)は日本代表のスピードを生かす攻撃的なホッケーを掲げ、3次予選をすべて逆転で突破したが、GK成沢は「今回はゲームプラン通りにならないかもしれない。守護神として、ロースコアで抑えないと」と覚悟を口にする
海外大会最多45個のメダルを獲得したパリ五輪日本代表の熱量を氷上に持ち込み、本大会出場に挑む。FW入倉は「日本代表として期待を背負っているのは同じ。あと1歩でオリンピック。自分たちの持つ力を出し切りたい」という。GK成沢も「アイスホッケーもミスを少なくして、チャンスをものにすれば勝ちにつながる。ここを突破して、僕たちも(五輪で)メダルを取りたい」。海外組も含めた24人で、28年遠ざかる高い壁を突破する。【中島洋尚】