県高校新人バスケットボール大会の決勝リーグ(御殿場市体育館)が1、2日に行われる。男女それぞれ、トーナメント戦を勝ち抜いた4校が出場。3枠の東海大会(2月15、16日・三重)出場権を懸けて対決する。男子は藤枝明誠、浜松学院、浜松開誠館に加え、公立校で唯一4強入りした静岡商が「打倒私学」を胸に戦いを挑む。
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静岡商の快進撃が止まらない。地区予選で4連覇を飾り、中部1位で乗り込んだ県大会トーナメント戦で3勝をマーク。4チームによる決勝リーグの舞台に駒を進めた。1987年の大会再編前に優勝経験のある古豪だが、新人大会としては初の4強入り。群雄割拠の私学勢をよそに、公立校としての意地を見せた。
就任10年目の増田哲也監督(45)は「うちには絶対的なスターはいないが、全員が守れて、全員で攻め込める」。対戦相手によって戦い方やポジションを柔軟に変化させ、緻密に堅守速攻を体現するオールラウンダーを「バスケットIQの高い選手」と評価する。
メンバー全員が地元・県中部地区の出身。主将としてチームをけん引する仲山柊志(しゅうじ、2年)は「小学校から戦ってきた仲間やライバルばかり」と、成熟した攻守の連係プレーにも自信をのぞかせた。チームの目標は「コートに立った全員が2桁得点」。1試合平均25得点とチーム得点源の齊藤遙人(2年)は「どこからでも隙があれば3点シュートを狙っていく」と気合十分。運動量豊富なチーム最長身182センチの堅実なディフェンスにも注目だ。
12年度の浜松西以来、公立校としては12年ぶりの東海切符が懸かる4チームでの総当たり戦。先月26日の初戦は、昨季覇者の藤枝明誠を相手に5人で3点シュート10本を決めるも67-108で敗戦。残る2戦は今日1日に浜松開誠館、翌2日に浜松学院と対する。仲山主将は「格上の相手を倒し、初の東海大会出場を決めたい」と力を込めた。県内屈指の技術集団が、新たな歴史を刻みにいく。【山口昌久】