【バスケ】B3新潟の特別指定選手ポーグ健、デビューから3戦連続3点S成功「自信がついた」

3点シュートを狙うポーグ

<バスケットボールBリーグ3部(B3):新潟70-57東京Z>◇第19節◇2日◇アオーレ長岡

新潟アルビレックスBBがこのカード2連勝で、今季5度目の連勝を飾った。通算18勝14敗。貯金4は今季最多。特別指定選手のSFポーグ健(22、白鴎大4年)がデビューから3試合連続で3点シュートを決めて流れを引き寄せた。出場時間も自己最長の21分5秒に伸ばすなど、存在をアピールした。

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歓声が心地よかった。第2クオーター(Q)、自身2本目の3点シュートを決めたポーグは、右手をかざしながら天を仰ぐポーズで喜んだ。「あれは白鴎大で(3点シュート成功後に)やっているポーズ。くせで出てしまう」と笑う。この1本で29-18。追い上げる東京Zの勢いをそいで、流れを呼び込んだ。

第2Q開始から出場し、1分50秒後に最初の3点シュートを沈める。リーグ戦初出場を果たした1月26日の埼玉戦、前日1日の東京Zとの1戦目と、途中出場して最初の3点シュートを成功。3試合連続で「得意にしている」というショットを1本目で決めた。

重要な場面も経験した。第3Qの残り6分52秒、相手との接触で倒れたSG川村卓也(38)に代わってコートに入った。この時、ほかの4人はPG五十嵐圭(44)らのスタメン組。練習ではなかった「イレギュラーな形」(ポーグ)だった。「スタートと同じ中に入るのは責任があった」。抜てきされるほどチーム内での存在感は増している。

この試合の出場時間は21分5秒と埼玉戦(11分27秒)、東京Z(10分41秒)から大幅にアップ。鵜沢潤監督(43)は「物おじしない。いいところで決める」と信頼を寄せる。昨年のインカレ3位の白鴎大でシューターとしてならした。インカレでは1試合平均約11得点と力を発揮。好感触のまま年明け3日新潟に合流した。「最初は緊張したけど、自信がついた」。留学実績選手として加入し、先発に定着した日体大4年のPFムトンボ・ジャン・ピエール(22)に続き、新潟に新たな戦力が台頭してきた。【斎藤慎一郎】

◆ポーグ健(けん)2002年(平14)11月22日生まれ、沖縄県出身。延岡学園(宮崎)で3年連続でウインターカップに出場。白鴎大に進み、24年のインカレでは3位。25年1月に特別指定選手として新潟に加入。ポジションはSF。188センチ、89キロ。背番号36。

○…PFカイル・ハント(35)が17得点11リバウンドの「ダブル・ダブル」をマークし、チームをけん引した。もっとも、「勝利のために重要だった」と言ったのが、出場12人中10人が得点したこと。「みんなが得点することで、相手が誰を守ったらいいのか混乱させた」。自らの得点以上にチーム一丸でスコアしたことを喜んだ。「これからも続けていく」と連勝の内容に手応えを感じていた。