<柔道:グランドスラム(GS)バクー大会>◇14日◇アゼルバイジャン・バクー◇男女5階級
女子52キロ級で阿部詩(24=パーク24)が7カ月ぶりの復帰戦に臨み、初戦で一本勝ちした。セルビア選手に対し、ゴールデンスコア方式の延長戦の9秒に組みぎわの大外刈りで仕留めた。
東京に続く2連覇がかかった昨夏のパリ五輪では2回戦敗退。畳を降りて号泣した。大会前には「昨年の8月、9月は、なかなか前を向くことができなった。以前のように世界一になりたいと思わなかった」と告白していた。本格的な練習を再開した11月、柔道の基礎や打ち込みをしながら、意を決した。「畳の上が私の居場所と思った。私にはこれ(柔道)しかない」。それから復帰戦へ調整してきた。
「世界一になりたい」。再び強く願っている。6月の世界選手権(13~20日、ブダペスト)へ、「(今大会は)優勝しないといけない大会。1つ1つ勝ちきることが目標」と語っていた。