<ノルディックスキー:ワールドカップ(W杯)ジャンプ男子>◇個人第22戦◇15日◇札幌市大倉山ジャンプ競技場(ヒルサイズ=HS137メートル)
小林朔太郎(24=雪印メグミルク)が自己最高の21位に入った。札幌大会で初めて30位以内の2回目進出を果たし、W杯ポイントを獲得した。二階堂蓮(23=日本ビール)は9位、中村直幹(28=フライングラボラトリー)は10位と続いた。優勝は小林陵侑(28=チームROY)だった。
◇ ◇ ◇
小林朔が“ホーム”で自己最高順位をマークした。1回目にK点越えの123・5メートルを飛び、25位で2回目進出。2回目は126・5メートルに距離を伸ばし、順位を上げた。これまでのW杯の最高成績は、1日のドイツビリンゲン大会での25位。「もっと上を目指してはいるので、半分うれしいけど、悔しいの方が今は強いかな」と満足しなかった。
複合選手だったが、24年に雪印メグミルク入社後、ジャンプに専念。飛躍を見せている。W杯デビューは昨年の札幌大会2連戦。46位と予選落ちの56位だった。今季開幕はW杯下部大会のコンチネンタル杯からスタートしたが、結果を残してW杯メンバーに昇格。海外での試合にも初出場した。「僕は23歳でジャンプの業界に入った。スタートが遅い。だから誰よりも成長曲線は急でなければいけないっていう風に自分を追い込んでいる」。早くジャンプ陣のトップ選手になりたいと強く思っている。
世界選手権(26日開幕、ノルウェー)の代表選考ラスト2試合の1戦目。この日、W杯ポイントを積み上げたことで代表枠内の日本勢4番手に浮上した。札幌は所属先の拠点。「日本語が聞こえるのが安心するようで緊張」とプレッシャーを感じながら、結果を求める。【保坂果那】
▽日本勢2番手の9位に入った二階堂 トップ10に3人の日本人は久々。日本チームにとっていい試合だった。
▽10位で今季2度目、地元札幌では初のトップ10入りした中村 地元でこういういいジャンプができたのはすごくすごくうれしい。