北見藤高が涙の初優勝 千葉南美が大接戦制すコントロールショット 全国高校カーリング選手権

女子優勝の北見藤高

<第20回全農全国高校カーリング選手権>◇16日◇青森・オカでんアリーナ◇男女準決、決勝

女子は北見藤高(北海道)が延長戦(エキストラエンド)の末、長野・岩手合同チームに8-6で競り勝ち、初優勝を飾った。準決勝で東北選抜に10-4で快勝した勢いで、頂点に立った。

悲願の初Vを飾り、北見藤高メンバーは大粒の涙を流して抱き合った。第8エンド(E)で2点差を追いつかれ、迎えた延長戦。スキップの千葉南美(3年)が、2つのストーンのわずかな間を擦り抜けて、ハウス内に届ける抜群のコントロールショットを決め、大接戦の大一番を制した。「ここで決めなければ、という使命感でいっぱいだった。優勝できて本当にうれしい」と笑顔でほおをつたう涙をぬぐった。

15年大会以来10年ぶりの全国大会出場とあって、地域の期待も大きかった。学校の所在地、北見市三楽町の地元町内会をはじめ、家族会などからも多数の支援金を贈られた。多くの声援を力に、メンバーは奮闘。予選リーグで1度は敗れた長野・岩手合同チームに決勝の舞台で“下克上”を果たした。サード小林芙三子(3年)は「これまで悩んだり、もめたりしたこともあったけれど、最後まで仲間を信じてよかった」と有終の美を喜びで飾った。