【バスケ】B1仙台「3月12日に試合ができる喜びをかみしめて」荒浜小で黙とう 風船リリース

「HOPE FOR project」に参加し、花の種が入った風船と思いを空へと送る仙台89ERSの選手、スタッフら(撮影・浜本神威)

11年3月11日に発生した東日本大震災から14年、宮城県を拠点に活動するバスケットボールB1仙台89ERSの選手、スタッフら約50人は、地震発生と同時刻の午後2時46分、震災遺構・荒浜小学校の屋上で黙とうをささげた。午後3時15分には「HOPE FOR project」の風船リリースに参加。花の種が入った風船を空へ送った。

当時、チームは仙台から新潟での試合に向かう途中だった。ひとまず向かったが、試合は中止。シーズン16試合を残して活動休止となった。選手として仙台に在籍していた志村雄彦社長(42)は「当たり前のようにできている生活に感謝をして、大切な人と時間を過ごせることに感謝をして、前に進むということを改めて決意させられる日」と、あの日から5114日目の「3・11」を受け止めた。

チームは今日12日、ホームで京都ハンナリーズと対戦する。志村社長は「14年前の明日は、試合ができなかった。我々は3月12日に試合ができる喜びをかみしめて。“黄援”してくださるたくさんの方に、仙台89ERSが、この街を誇りに思って戦い続けていることをしっかりと伝えられるように」。また新たな1歩を進み始める。【浜本神威】