フィギュアスケート男子で初の五輪(オリンピック)を目指す友野一希(26=第一住建グループ)が26日、来季の新ショートプログラム(SP)を大衆の前で初披露した。
この日開幕したアイスショー「プリンスアイスワールド2025-2026 PIW THE MUSICAL ~The Best of BROADWAY~横浜公演」(26~27日、29~30日=神奈川・KOSE新横浜スケートセンター)に出演。重低音に乗せて「ザッツ・イット」を舞った。
2季連続で世界的振付師のシェイリーン・ボーンさんが手がけ、終盤には片手側転も組み込んだ。ボーンさんから「側転できる?」と問われたといい「正直最初は全然できなくて、今もまだちょっと脚が伸びきっていない。演技の後半で(疲労が)かなり足にきていて、ちょっと怖い部分もありますが、できる動きを全部詰め込んだプログラムになっています」と明かした。これまで磨いてきた表現に加えたアクセントとなり「アクロバティックな感じの要素が入っているのも魅力。もうちょっときれいにできるように、公演を通して成長したいと思います」と誓った。
すでに所属チームのイベントで披露していたが、大衆が見守る中での新SPは初めてだった。大きな拍手も受け「日本人スケーターの中で、このSPで一番存在感を出せるようなプログラム作りをしたいと思っていました。自分にしかできない魅力が詰まり、技術や、点数につながるようなバランスの取れた、自分の代表作となるようなSPができました。気持ちを込めて滑っていきたいと思います」。26年ミラノ・コルティナ五輪シーズンとなる来季へ、アイスショーで完成度を高めていく。【松本航】