【柔道】前回王者の中野寛太「ちょっと油断してしまった」準決勝で初V香川大吾に敗れて連覇逃す

準決勝で香川大吾(左)に敗れ連覇を逃した中野寛太(撮影・野上伸悟)

<柔道:全日本選手権>◇29日◇東京・日本武道館◇体重無差別

前年王者で男子100キロ超級の中野寛太(24=旭化成)は2連覇を逃した。

3回戦では、現役最後の個人戦だったウルフ・アロン(29=パーク24)から小内刈りで有効を奪い、優勢勝ち。相手が「自分の前の2試合で酷な試合をしていた。体力は僕の方がある」と冷静に分析し「前半で行ききってポイントを取る作戦がうまくはまってよかった」と振り返った。

準決勝で、優勝した香川大吾(28=ALSOK)と対戦。引き込み返しで技ありを奪われて敗れた。「ちょっと油断してしまった」と悔やんだ。

男子100キロ超級の太田彪雅(27=旭化成)は、準々決勝で香川に0-3の旗判定で敗れた。「受けがものすごく強くて、しっかり自分の対策をしてきたと感じた。試合運びもうまかった」とたたえた。

21年以来の優勝は果たせず「自分の柔道を発揮することができなかった。後手に回ってしまった。自分の悪いところが全て出た」と反省した。

5月にはグランドスラム・アスタナ大会、6月には世界選手権(ブダペスト)を控える。「切り替えて、海外選手の対策をして挑みたい」と見据えた。【飯岡大暉】