【柔道】阿部詩、兄一二三の体重無差別初挑戦を観客席から応援…元大関、北京金メダリストの姿も

敗退後にスタンドに姿を現した阿部一二三(右端)。左から観戦する、小野伸二氏、1人おいて小林陵侑ら(撮影・野上伸悟)

<柔道:全日本選手権>◇29日◇東京・日本武道館◇体重無差別

男子66キロ級でオリンピック(五輪)2連覇の阿部一二三(27=パーク24)が、体重無差別の戦いに初挑戦した。スタンドからは多くのエールが送られた。

1回戦で81キロ級を主戦場とする佐藤佑治郎(山形県警)に背負い投げで一本勝ち。2回戦は100キロ超級の鈴木太陽(日本製鉄)に大内返しで一本負けを喫した。堂々と攻めの柔道を貫く姿には、大きな拍手が送られた。妹の詩(24=パーク24)は観客席からじっと試合を見つめていた。

一二三は試合後、スタンドに登場して関係者と交流。大相撲で元大関の霧島(29=音羽山)からねぎらわれ、写真撮影に応じた。

また、22年北京オリンピック(五輪)ノーマルヒル金メダルの小林陵侑(28=チームROY)、元サッカー日本代表小野伸二氏(45)と横に並び、ともに試合を観戦。笑顔を見せていた。 小林は昨年7月のイベントで、阿部との交流を明かしていた。パリ五輪前にやりとりを交わし「『やってくるよ』というのをもらったので『かましてきてね』と送りました」などと、エピソードを披露していた。