【ラグビー】大量20人退団の相模原が最終節黒星 南ア代表アレンゼ、40歳安江祥光が思い語る

今季限りでの相模原退団が発表され、浦安戦後に思いを語ったカートリー・アレンゼ(撮影・松本航)

<ラグビー・リーグワン1部:浦安34-21相模原>◇最終節(第18節)◇9日◇東京・秩父宮ラグビー場◇観衆8650人

三菱重工相模原ダイナボアーズ(相模原)は、9~10位が確定した。

最終節で浦安D-Rocksに敗れ、6勝12敗の勝ち点26で9位。1試合を残す10位トヨタヴェルブリッツとは勝ち点2差で、一足先に全日程を終えた。

この日は選手20人が今季限りで退団することも発表された。ゲーム主将のフランカー吉田杏(29)は「(試合前に)退団する選手もいる中で『絶対に勝って、いい送り出しをしたい』とメッセージを送った。ですが、残念な結果。この悔しさを忘れずに、成長して、来季につなげたいと思います」と思いを語った。

退団する20人には南アフリカ代表WTBカートリー・アレンゼ(28)が含まれた。同国のブルズからサバティカルで入団し、契約満了での退団となる。この日は故障で欠場したが、試合後の取材エリアに現れた。

練習が休みだったある日、クラブハウスを訪れると、立正大出身のSH中森隆太(24)が1人黙々とキックを練習する姿を見かけたという。W杯優勝を経験する世界的スターは「長い間出続けていると、そういうことを忘れがちになる。若手が成長するために、日々努力している姿を見ると、まさにラグビー。それが大事だと若い選手から学びました」と1季限りでの日本でのプレーで気づきがあった。

9季にわたって在籍したフッカー安江祥光(40)もチームを去る。シーズン前から今季が最終年だと告げられていたという。現役続行を希望し、ディビジョンを問わずオファーを待つ。浮き沈みを経験してきた大ベテランは「このチームは人間がいい。すごくハードワークをしますし、努力をします。勉強もします。本当に全てにおいて真面目に取り組む文化。ダイナボアーズのDNAと、みんなが口をそろえる。その文化が好きですし、今後も大事にしていくことが、2027年に優勝すると掲げた結果への近道だと思います」と思いを託した。【松本航】