【ラグビー】岩渕健輔氏困惑「結論としては何もなかった」アジアラグビー副会長職の一時停止解除

日本協会の理事会後に説明する岩渕健輔専務理事(撮影・松本航)

日本ラグビー協会専務理事の岩渕健輔氏(49)が11日、自身のアジアラグビー(AR)副会長職一時停止処分からの解除を確認したと明かした。

都内で開かれた理事会後に取材対応。5日付で国際統括団体ワールドラグビー(WR)から同氏の処分解除の確認や、AR所属協会に対してARのガバナンス不全について懸念を示す文書が発送された。

岩渕氏はARから「いまだに1つの連絡もない。停止したのも報道で知りました」とし「なんで停止になって、なんで解除されたのか。結論としては何もなかった。受け止めというよりは、今回の件でさまざまな方にご心配をおかけしてしまった」と苦笑いで振り返った。

岩渕氏をめぐっては、ARが2月24日に行動規範違反の可能性で、副会長の職務を一時的に停止すると発表。日本協会はARへ撤回を要請する文書、WRへWR規定に準じて経緯の調査を要請していた。一連の動きを踏まえて「私が(副会長として)ARに行っている理由であり、日本協会としてもそういう判断をした理由は、アジアのラグビーを正常化させることです。すでにここまでの間で、アジアの状況を世界中が理解をした。本当の意味で正常化できるように、WR、アジアの国の皆さんと協力して進めないといけない」と思いを発した。

WRにはこのたび、ARの運営を正常化、監視するための監視委員会が設置された。岩渕専務理事は「監視委員会の役割ですが、今後、各国協会ともヒアリングをする。私も(ARの)理事会に1回しか出ていませんが、誰も発言しない状況。理事会で何かを判明するのは非常に難しい。その中でヒアリングを通して、何が起きているのかを、監視委員会で把握に努めるのが、最初のステップとなっています。そちらでさまざまなことが出てきて、今後の対応が考えられることだと思います」と説明した。