【バレー】女子代表VNL開幕4連勝の舞台裏「指示したり鼓舞したり」小島満菜美の“コミュ力”

集合写真に納まる女子日本代表(C)JVA

<女子日本代表広報リポート 第2回>

バレーボール女子日本代表チーム帯同広報がお届けする「女子日本代表広報リポート」が、今年もスタートしました。坂本藍風広報が、ネーションズリーグ(VNL)から世界選手権まで代表チームに密着。舞台裏や秘話を交えながら、選手情報やトピックを不定期連載でお届けします。

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フェルハト・アクバシュ監督率いる新生バレーボール女子日本代表は、無傷の開幕4連勝でVNL予選ラウンド第1週カナダ大会を全勝で締めくくりました。今回は、スタートダッシュを決めた同大会をたっぷりと振り返ります。

5月30日に約13時間のフライトと2時間のバス移動を経て、無事にVNL予選ラウンド第1週の会場であるオタワに到着。翌日から短時間で集中した練習がスタートしました。

練習の前後では、試合に向けて何度もミーティングが行われました。監督が戦術やメンタル面について伝えると、選手から質問する姿も。また、全体ミーティング後に選手ミーティングを開いたり、ポジションごとに情報共有をしたりする姿も見受けられました。

6月4日、ついにVNLカナダ大会が開幕。初戦のオランダ戦は、3-0で勝利。チームとして初の公式戦で幸先の良いスタートを切りました。

チーム最多得点の佐藤淑乃選手は「自分たちの流れで試合が始まって3-0で勝ち切ることが出来て、次に繋がる良い試合だった」と胸を張りました。

中1日空けて迎えた6日、第2戦のセルビア戦に挑みました。厳しい戦いが予想されましたが、強いサーブで序盤から日本の流れに持ち込み、初戦に続くストレート勝利を手にしました。

翌7日の第3戦はカナダと戦いました。遠征中に練習試合を行っていたこともあり、互いに手の内を知り合う相手です。会場はカナダ一色で、完全アウェーの雰囲気。苦しい時間もありましたが、そんな中でも冷静に試合を運び3-0と決め切りました。

2試合連続チーム最多得点を記録した和田由紀子選手は「(セッターの)関選手が気持ちいいトスを持ってきてくれていたのでしっかり決め切ることが出来てよかったです」と喜びを語りました。 

そして迎えたカナダ大会最終日。ドミニカ共和国との対戦です。連戦であまり対策が出来ていない中でしたが、組織的な守備で高い打点からの攻撃を守り抜く日本代表。4戦連続のストレート勝ちで、全勝締めを果たしました。

強さの秘訣(ひけつ)は何なのか。それは、練習や試合、ミーティングを通して見えた「コミュニケーション能力の高さ」だと思います。チームをけん引しているのはリベロ小島満菜美選手です。小島選手に尋ねると「私の強みはチームに指示をしたり鼓舞したりすることだと思うし、リベロだからみんなのことをつなげたいのでコミュニケーションを取ることは意識して行っている」とその心掛けを教えてくれました。

第2週香港大会は18日から行われます。これからも多くの試練にぶつかると思いますが、勝ち切れる芯の強さを感じました。皆さん、これからも応援よろしくお願いいたします!

◆坂本藍風(さかもと・あいか)1999年(平11)11月8日、東京都西東京市生まれ。小学生からテニスを始め、高校ではサッカー部のマネジャーを経験。現在は番組制作会社に勤務。現在日本バレーボール協会広報チーム撮影班として女子日本代表チームに帯同し、選手たちの日々の様子を撮影中。