【フィギュア】吉田陽菜、フリーは「鶴」再演or新プロ熟考中 勝負の五輪シーズンへ慎重に判断

公開練習で笑顔を見せる吉田陽菜(撮影・上田博志)

フィギュアスケート女子で24年世界選手権代表の吉田陽菜(はな、19=木下アカデミー)が、来年2月にミラノ・コルティナ五輪を控える新シーズンのショートプログラム(SP)の演目を明かした。

18日、拠点の木下アカデミー京都アイスアリーナで練習を公開。新SPは03年公開の映画「キル・ビル」で、ブノワ・リショー氏の振り付けで舞う。主人公の元暗殺者の女性と重ね合わせ「どんな壁にでも立ち向かっていきたい。そういう力強い女性を演じたい」と思い描いた。

フリーの演目については、23-24年シーズンの「鶴」か、新たなプログラムを用いるかで迷っているという。「鶴」の再演を検討している理由は「スピードが出しやすくて、ジャンプがハマりやすい。自分にしかできないプログラム」と自信があるから。さらにGPファイナルで3位となり、世界選手権にも初出場したシーズンの演目とあり「良いイメージをもう1度味わいたい気持ちもある」と率直に口にした。プログラムは来季初戦予定のサマーカップ(8月9~12日、滋賀県立アイスアリーナ)までに決定する見通しだ。

演目は熟考中だが、大技トリプルアクセル(3回転半)の投入ははっきりと明言。SP、フリーともに各1本ずつ入れる意向を示した。中学1年で初成功させた時から、何度も挑み続けてきた1本で五輪シーズンに挑む。

「ここまでたくさん挑戦してきたので、ずっと挑戦し続けたい。今年もトリプルアクセルで勝負したい」

こだわりを貫き、初の五輪切符獲得を狙う。【藤塚大輔】