【競泳】行政書士合格…次の資格は?文武両道の松本信歩が世界選手権でリベンジへ「決勝進出」

あいおいニッセイ同和損保の国際大会出場選手取材会で笑顔を見せる左から競泳の小堀倭加、松本信歩、パラ水泳の荻原虎太郎(撮影・松本航)

競泳女子200メートル個人メドレーで世界選手権(シンガポール)に臨む松本信歩(しほ、23)が、大舞台での決勝進出を誓った。

16日は都内で開かれた、所属するあいおいニッセイ同和損保の取材会に出席。24年パリ五輪(オリンピック)では準決勝敗退となっており「目標はパリ五輪でかなえることができなかった、決勝進出と自己ベストです」と意気込んだ。

25年春に早稲田大を卒業し、同社に入社。広報部に配属された。代表選考会となった3月の日本選手権前後から勉強を始め、5月に受検したファイナンシャル・プランナー(FP)技能検定3級に合格。代表活動と並行して自主的に取り組み「損保の内容も入っているので、会社の仕事に関係があることの方が、将来的にもいいかなと思いました。3級を受けないと2級を取れない。(2級も)勉強中です」と明かした。

年明け1月には行政書士試験に合格したことで知られる文武両道スイマー。東京学芸大付高出身の松本は両親は東大卒、自身は早稲田大スポーツ科学部に共通テストを用いた受験で合格しており、大学1年生でTOEIC825点(990点満点)、2年時にスペイン語検定5級合格。宅地建物取引士(宅建)、簿記2級など資格を取得してきた。自身のスタイルが「休憩時間に水泳のことを考えていてもいいことがない。切り替えという意味でも、勉強している方がいいかなと思っています」といい、相互作用が生まれている。

照準は28年ロサンゼルス五輪に定めている。社会人として臨む初の世界選手権は、7月27日に200メートル個人メドレー予選が予定される。4年サイクルの1年目から「会社の理解もあって競技を続けられる。この環境を用意してもらっているからには、しっかりと結果を出さないといけない意識にも変わってきました」と全力を尽くす。【松本航】