【カーリング】ロコ・ソラーレがダメ元オファー、元宇宙飛行士野口聡一氏快諾しチーム運営携わる

オンラインで取材に応じるロコ・ソラーレ吉田知(画像はスクリーンショット)

<カーリング 稚内みどりCHALLENGE CUP 2025:ロコ・ソラーレ5-3北海道銀行>◇第1日◇31日◇予選◇稚内市みどりスポーツパーク(8エンド制)

五輪2大会連続メダルのロコ・ソラーレが、今季初戦を白星で飾った。5-3で北海道銀行に勝利。26年ミラノ・コルティナ五輪に向けた日本代表決定戦(9月10~14日)へ向けて、好発進した。今季から元宇宙飛行士の野口聡一氏(60)がチーム運営に携わっていることも公表。強力な援軍のもと、冬季五輪の団体競技では日本勢初となる3大会連続メダルへ突き進む。

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ロコ・ソラーレが、五輪シーズン初陣を勝利で飾った。8エンド制ながら、1度もリードを奪われずに快勝。サード吉田知那美は「素直にうれしい」と喜んだ。その流れのまま、唐突に打ち明けた。「今季からチームビルディングの面で野口聡一さんに加わってもらっている」。元宇宙飛行士の名を挙げ「絶対に達成したい目標のために練習に励んでいる」と力を込めた。

18年平昌銅、22年北京銀と五輪で2大会連続メダルをつかんだが、24年からは2年連続で世界選手権出場を逃した。苦境から3度目五輪を目指すにあたり、ヒントを求めたのが3度の宇宙飛行を遂げた野口氏。「飛行の度にチーム作りをされてきた。『力を貸してほしい』とダメ元でオファーしたら、快く引き受けてくださった」。野口氏とは「なぜ3度目の五輪を目指すのか」と原点を見つめてきた。スキップ藤沢五月ら現メンバーで11年目となった中「11年前と同じチームだけど、常に成長して進化する気持ちでスタートした」と再出発を切った。

約1カ月半後の代表決定戦でフォルティウス、SC軽井沢クとの三つどもえを勝ち抜けば、12月の五輪最終予選の出場権を手にする。「今季は一皮むけたロコ・ソラーレを見せたい」。進化の先に、3大会連続の五輪はある。【藤塚大輔】