【カーリング】小笠原歩氏「集大成の覚悟感じる」ロコ・ソラーレら三つどもえの代表決定戦を分析

日本カーリング協会表彰式で貝森輝幸会長(左)から記念品を受け取る小笠原歩氏(撮影・飯岡大暉)

日本カーリング協会は2日、都内で24年度表彰式を行った。今年1月にイタリア・トリノで行われた冬季ワールドユニバーシティゲームズでチームリーダーを務めた小笠原歩氏(46)らが会長賞を受賞し「選手の活躍のおかげで表彰を受けられた」と感謝した。

大会では、女子代表が初優勝を飾った。本来は出場権がなかったが、大会約2カ月前に繰り上がりでの出場が決定。そこから07年トリノ大会の銅以来となるメダルを獲得した。「選手たちはゼロではない可能性を信じて努力していた。学生の世界一はその時でしか取れないもの。素晴らしい瞬間に立ち会えた」と誇った。

今季は26年ミラノ・コルティナ五輪シーズンで、来月には男女の代表決定戦(9月10~14日、北海道・稚内市みどりスポーツパーク)を控える。自身は五輪3大会出場の経験があるが「出場するチームは今、一番必死になって準備している段階。痛いほど分かる」と寄り添った。

女子は三つどもえの争いとなる。「個人的には…」と前置きしつつ、五輪2大会連続メダルのロコ・ソラーレと、25年日本選手権王者のフォルティウスについて言及。「世界ランキングも上位で、4年、8年、歴史をたどれば12年とか長いチーム。4年間のサイクルで毎回集大成と臨んでいるはずだが、今回は本当に大きな一つの集大成として臨む覚悟を感じる」と評価した。

24年日本選手権優勝のSC軽井沢クラブについては「カーリングに対して100%以上の努力をする子たち。その努力が爆発するかもしれない」と決戦を待ちわびた。

前回北京五輪では、ロコ・ソラーレが北海道銀行(現フォルティウス)との一騎打ちを制した。「今回は2強ではない。その2チームに若手がポンッと入るのは、大きな分岐点になると思う」と分析し、「いろいろなことを想定しながら準備したチームが最後には勝つと思う」と予想した。【飯岡大暉】