<ノルディックスキー:札幌市長杯大倉山サマージャンプ>◇2日◇札幌市大倉山ジャンプ競技場(ヒルサイズ=HS137メートル)
レジェンド葛西紀明(53=土屋ホーム)が今季ラージヒル初戦に臨み、合計237・7点で今季2度目の5位に入った。ラージヒルを飛ぶのはこの日が今季初めて。公式練習を飛ばず、ぶっつけ本番で飛んだ1回目は130メートルで4位。2回目は125メートルでK点越えをそろえた。表彰台には届かなかったが「(ラージヒルは)今シーズン初めて。公式練習も飛ばず、ぶっつけ本番。すごくないですか? ははは」と自画自賛した。
飛び出し時の力の入れ方にミスがあった。「もしかしたらタイミングが早かったのかもしれない。珍しく。最近『タイミング早い病』になっているかもしれない。今まで遅れてばかりだったのに」と頭をひねった。ただ内容には悲観しておらず「いい感じには飛べている。タイミングさえ合えば」と話す。
この日、新調したヘルメットを自慢げに披露。「ニューヘルメット。気づいてないと思うけど」とニヤリ。これまでは金色の朱雀(すざく)が左右中央に3体描かれていたが、今回は全面に大きく1体が描かれているデザインに変わった。ヘルメットを見せながら説明するも、変更の理由は「特にない」と言って笑った。
今季から4センチ長くした247センチのスキー板にも慣れてきた様子で「浮力を得られていい」と好感触。札幌3連戦ラストとなる3日の同会場での大成建設チャレンジ杯には、愛弟子の小林陵侑(28=チームROY)が今季初参戦予定。「明日は陵侑が来るらしいから。知らんけど。そんなやつには勝ってやらないといけない。勝てないけど」。53歳のレジェンドが打倒エースに挑む。