B3新潟が開幕(香川戦、9月27、28日・あなぶきアリーナ香川)に向けてチーム練習を重ねている。新戦力で、B3岡山から移籍のPG浜田貴流馬(あるま、27)とB3東京UからのPG長尾光輝(26)が、それぞれ存在感を示しつつある。チームとのフィット感を高めながら開幕に合わせている。
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1つ1つの練習メニューの中で、浜田は持ち味の精度の高いパスをきっちりと見せる。守備を引きつけながらタイミング良く出し、体勢を崩しても狙った受け手に通す。
「新潟は得点力がある選手が多い。自分の良さを出せる」。昨季、岡山で残した1試合平均4・68アシストはリーグ4位。元日本代表のPG五十嵐圭(45)、SG川村卓也(39)、そしてPFムトンボ・ジャン・ピエール(22)の昨季の主力に、これから合流する新外国籍選手のPFユージーン・フェルプス(35)ら得点源になる選手とのコンビネーションに自信をのぞかせる。
ほかにも楽しみがある。近大の1年先輩のSG浜高康明(28)とコートに立つことだ。学生時代は私生活でも行動をともにしていた仲。昨季加入した浜高は、右ひざのケガの影響で1試合平均出場時間9分ほどと満足な活躍はできなかった。「こんなもんじゃない。僕と一緒に出たら何でもやらせる」と先輩の再生にも一役買うつもりだ。
Bリーグは来季リーグが再編されるため、今季の昇降格はない。チームの目標はB3制覇に絞られている。「パスだけでなく、隙をみてのドリブルなど、思い切ったプレーが求められていると思う。自分が勝利に導けるくらいの選手になりたい」と高い意識で貢献することを誓った。【斎藤慎一郎】
◆浜田貴流馬(はまだ・あるま)1997年(平9)7月1日生まれ、高知県出身。尽誠学園から近大に進み、19年に熊本に入団。その後、鹿児島、埼玉を経て、24年は岡山に所属し50試合出場、1試合平均得点8・48点、同アシスト4・68。ポジションはPG。178センチ、76キロ。背番号15。