【バドミントン】シダマツ、最後の大会へ「勝ちたい思い強い」思い出の地で有終の美を目指す

世界選手権へ意気込む志田(左)松山組(撮影・藤塚大輔)

バドミントン女子ダブルスで愛称「シダマツ」こと志田千陽(28)松山奈未(27)組(再春館製薬所)が有終の美を飾る。16日、都内で日本代表合宿に参加。2人にとって最後の大会となる世界選手権(25~31日、パリ)へ、志田は「最後、最後というよりも勝ちたい思いが強い」と、過去最高の8強を上回る世界一を見据えた。

2人は今後の方向性やモチベーションに差が生じたこともあり、7月にペア解消を発表。志田は混合ダブルス五輪2大会連続銅の五十嵐有紗(旧姓東野)と女子ダブルスを継続し、松山は混合転向を視野に入れながら競技を続ける。

解消発表後は2大会に出場し、ジャパン・オープンで4強、中国オープンでは初戦敗退。志田は「やっぱり負けると悔しかった」という。松山も「1人で決め切る力が弱い」と課題を実感。この日から本格的に始まった合宿では対人での対応力を重点的に強化するといい「最後の1週間でも詰められることはある」と最後まで技を磨く。

世界選手権の会場は、銅メダルをつかんだ昨夏のパリオリンピック(五輪)と同じ。志田は「すごく縁を感じる。うれしい」と心待ちにしている。思い出の地で迎えるラストゲームへ、松山は「絶対に優勝したいが、それが遠いことも分かっている。足をすくわれないようにしたい」と一戦必勝を誓った。