【ラグビー】「日本の方がプロ野球選手を見るよう」22日W杯イングランド大会開幕 日本も調整

W杯イングランド大会に向けて思いを語る日本代表WTB松村美咲

ラグビー女子15人制のW杯イングランド大会が22日に開幕する。

日本代表「サクラフィフティーン」(世界ランク11位)は12日に同国のノーザンプトンへ移動。18日はオンラインで取材に応じた。

目標の8強へ、肝となるのが24日の1次リーグ初戦でぶつかるアイルランド(同5位)戦だ。トライゲッターで初出場のWTB松村美咲(20=東京山九フェニックス)は「今までも強い相手に勝ちたい気持ちを持ってやってきた。そのチャンスが目の前にあるのが楽しみです。自分が求められているのは、ラインブレークをしてチームに勢いをもたらす、トライを取りきる部分。しっかり意識して準備してきたので、大きな舞台で発揮したい気持ちです」と力を込めた。

大会前最後のテストマッチとして臨んだ9日のイタリア(同7位)戦は、15-33で敗戦。ロックの桜井綾乃(29=横河武蔵野アルテミ・スターズ)は「(試合の)入りのところで、ジャパンの流れを作れるか。アイルランドは勢いがある、若手のチーム。勢いをつかせたら怖い」と警戒する。フィジカル面で引くことなく、スピードあふれる自慢の攻撃へとつなげたい。

イングランド入り後は「JAPAN」とラッピングされたW杯仕様のバスで移動し、さまざまな場面で特別な雰囲気を味わっているという。3大会連続出場の山本実(28=横浜TKM)はかつてイングランドでプレーしており「朝ご飯にポリッジというオートミールのおかゆがあったり、食べやすいものが出てきて楽しんでいます。W杯仕様のバスがホテルに到着した時に、子どもが驚いているような顔をしていて、日本の方々がプロ野球選手を見るようなまなざしでした。この国にとって女子ラグビーが、それぐらい価値のあるものなんだなと思いました」。女子ラグビーにとって最高の環境で、世界にインパクトを残す。【松本航】