【バスケ】仙台新沼康生「求められているのはできることを100%表現すること」/一問一答

ボールの行方を追うB1仙台新沼(撮影・高橋香奈)

7人の新加入選手を擁し、B1仙台89ERSが2025-26シーズンに向けて本格始動した。昨季の東地区最下位から大きく飛躍を狙うチームのキーマンを直撃。2回目は、SR渋谷から新加入し、プロ生活11年目を迎える経験豊富な船生誠也(31)と、昨季特別指定選手としてプレーし、今季から選手契約となった新沼康生(22)に話を聞いた。【取材・構成=高橋香奈】

-チーム始動を迎えて

新沼 ダン(・タシュニーHC)のバスケはシンプルなバスケなので、僕の得意とする、走って、スペースつくって、3ポイント打つ、みたいな。求められているのは、僕ができることを100%表現することだと思うので、それを1日1日積み重ねていって、まずはプレシーズンゲームの宇都宮戦(9月6日・足利)に向けて表現できたらと思います。

-今年から選手契約

新沼 本当にワクワクしています。うれしかったですし、ダンも「楽しめ」と言ってくれるので楽しんでいます。

-タシュニーHCのバスケにフィットしている

新沼 面談したときに「役割はシンプルになる」「どんなタイミングでもシュートを狙ってくれ」と言われて、すごくやりやすさを感じています。

-昨季は19試合に出場、Bリーグに通用したと感じた部分は

新沼 シュートには自信がありますし、サイズがあって、運動量があるという部分が武器。それは見せることができました。

-違いを感じた部分

新沼 学生では、1つのミスが命取りになるシーンは少ない。プロは1回ミスしたら、もう流れを持っていかれてしまうし、アウェーならなおさら。練習でもシュートを外してはいけないという緊張感がありました。

-印象に残っている試合

新沼 A東京とのゲーム2と宇都宮戦です。A東京とのゲーム1は、打てば入るみたいな感じだったんですけど、ゲーム2で対策されてしまうと、自分のバスケはシンプルだから止めやすいんだろうなって。宇都宮ではD.J・ニュービル選手とマッチアップした時に、圧が全然違うなと思いました。自信を持ってシュート2本を打たれ、交代となり、プロの世界を痛感した試合でした。

-オフシーズンはどう過ごした

新沼 最初の1カ月は全体的なレベルアップに取り組みました。7月に仙台に来てからは、同じポジションの(杉浦)佑成さん、(半沢)凌太さんにないものを磨けばいいと思ってました。2人に勝てるのは思い切りの良さだと思うので、ミスとか気にせず、自分が正しいと思ったことをやって、それでミスしたらまた次、頑張ろうって。ダンも言ってますけど「ダンダンよくなる」ってそういうことなんじゃないかなと思ってます。

-今季の目標

新沼 シュートを決められる選手になりたいと思っています。3本パス来たら3本決められる選手。タイムアウト明けのオフェンスの1本目をしっかり決められるとか。今の仙台に必要なのは、ルーズボールやセカンドボールのリバウンドをラインの際まで追いに行く姿勢だと思うので、僕が率先してやっていこうと思います。

◆新沼康生(にいぬま・こうせい)2003年(平15)3月3日生まれ、東京都出身。日大富山、日大でプレー。大学2年時にはU22日本代表の強化合宿に参加。大学4年時には大学選抜メンバーに選出され李相佰杯争奪日韓学生バスケットボール競技大会に出場、インカレ優勝にも貢献した。24年12月より特別指定選手として仙台に加入、今季から選手契約。194センチ、94キロ。